車を購入する際には自動車保険（任意保険）に加入する必要があります。
車検を通すためだけであれば強制保険である自賠責保険に加入すれば良いのですが、万一の事故の際の補償としては充分ではありません。
【参考記事】
自賠責保険では対人賠償のみが対象になっていて、しかも無制限ではないので大きなケガをさせてしまうと賄いきれません。
また、対物賠償や車両保険などのモノに対する補償や、自分や同乗者のケガの補償をするのも任意保険になります。
この保険はは自賠責保険を補完するものなんですね。
万一の事故の際には、まずは自賠責保険を使い、足りない部分を任意保険会社から支払われます。
例えば、事故の相手を後遺障害が残る大怪我させてしまい、賠償金が８０００万円必要となったとします。
自賠責保険では最大４０００万円しか支払われないので、残りの４０００万円を任意保険から支払ってもらうということになります。
中古自動車へ乗り換えの場合の自動車保険（任意保険）
前に乗っていた車からの乗り換えということであれば既に任意保険に加入されていることと思います。
であれば、自動車保険は「車両入替」といって、今入っている保険の車を入れ替えるだけで大丈夫です。
例えば、現在フィットに乗っていて次に購入する車がプリウスだとすると、登録している車をフィットからプリウスに変更する手続きをします。
その際に、保険料が高くなるのであれば追加の保険料を支払い、安くなるのであれば差額を払い戻してもらえます。
保険期間は１年間と決まっていて、期の途中での変更になるので差額保険料は未経過期間の分だけ追加したり戻ってきたりします。
保険期間のちょうど半分で入れ替えた場合には、残りの半年分を追加・返戻してもらう形です。
手続きとしては車検証が出来上がれば保険会社へ車検証の控えを送るなどして、保険会社または代理店で手続きしてもらいます。
新規で自動車保険に加入する場合の手続き
はじめて車を購入する場合には新規で自動車保険に加入する必要があります。
この保険は「ノンフリート割引等級」といって、事故がないと毎年等級が１つずつ上がっていって、事故があると３つ下がるという制度があります。
１～２０等級まであり、１が一番保険料が高く２０が一番安くなっています。
新規で加入する場合には６等級からはじまり、事故がないと７、８、９と毎年上がっていき、最終的には２０等級になります。
また、事故があると３等級下がるだけではなく、３年間は事故有の割引率になるので保険料はかなり高くなってしまいます。
初めて自動車保険に入る場合には６等級になりますので、１９％割引になっています。
任意保険の加入方法
加入できる窓口としては
- 保険会社
- 保険代理店
- 保険ショップ
- 自動車販売店・ディーラー
- インターネット通販
などになります。
中古車を購入するお店で保険も扱っているのであればそちらで加入することもできます。
しかし、通常は１～３社くらいの保険しか取り扱っていませんし、次に車を違うお店で買った際には保険だけが今の販売店に残ることになるので、少し気まずいですよね。
できれば任意保険は自分で選んで掛けておくほうが良いでしょう。
おすすめなのはインターネットの一括見積もりサービスです。
約５分くらいで必要事項を入力すると最大１７社の見積もりを取ることができるので、時間もかからず最安値がわかり便利です。
また、知り合いの代理店や近くの保険ショップに相談に行っても良いでしょう。
車検証が出来上がっていない段階でも購入するクルマが決まっていれば、車種や型式などの見積もりに必要な情報は販売店で教えてくれますので、それを元に見積もりをしてもらいましょう。
加入は車検証が出来上がってからになりますが、事前に見積もりをしてもらっておけば手続きがスムーズで、わからない箇所の説明を聞いたりできます。
また、保険料の支払いはクレジットカード払いや口座振替など「キャッシュレス契約」を利用すると、現金を準備する手間が掛かりません。
注意事項としては、ネット通販型自動車保険の場合には、契約して即日から補償開始ということができません。
必ず納車の前日までに手続きを済ませておきましょう。
中古車はもっと安く買えるはず！
1万円でも中古車を安く買いたいのであれば
近くの中古車屋さんに言われるがまま買うなんてもったいない！
「なびくる」の中古車案内サービスを利用することで、
約1分で全国450店舗のオススメ車両を比較することができます。
あのお店より、もっと安くて良い車が見つかります！
購入するかどうかは自由なので、気軽に利用してみてくださいね。
この無料一括査定を利用することで、愛車を下取りに出すよりも
平均で約１７万円も高く買い取ってもらえた実績があります。
１分程度の入力をするだけで最大１０社の買取価格を知ることができます。
次の車の購入予算を増やすためにも活用してみましょう。
