中古車の魅力はやっぱり価格が安いことで、中でも激安・格安の中古車と言われる30万円以下で購入することができる中古車は魅力的です。
数百万円もする新車の隣に駐車すると、スゴク得した気分になるのです。
同じ道を同じように走れて必要なものは全部付いてて、ちょっと見かけが悪いだけで、何の不便も無いのです。
当たり前のことですが、ただ安ければ良いというわけでもありません。
このような激安中古車を購入する際には、注意しなければならない点と覚悟が必要です。
激安中古車を購入する際の注意点
中古車サイトで検索すると、30万円以下でも多くの車がヒットします。
ここでのポイントはその30万円以下というのが車両価格か、整備代等の諸費用を含めた総支払額なのかという点です。
この価格帯の中古車でも車検整備を含めた諸費用は18～25万円はします。
合計50万円以上もするなら激安とは言えません。
「激安価格25万円！」というキャッチコピーに惹かれてお店へ行ってみると、電話で確認していたにもかかわらず、総額40万円とか45万円になるケースがあります。
また、最悪の場合は客寄せのための車種だったりするのです。
最近は、これらの車を激安車として販売する専門店も多く見られるようになりました。
ほとんどが年式も古く、走行距離も多い、一般の査定基準では価格の付かない「ゼロ査定」の車種なので、車を販売しての利益は求めず、車検整備と諸費用で利益を確保しているようです。
本体価格「ゼロ円」というのは問題があるようなので、価格は提示しますが、中には1000円なんてあり得ない金額のものもあります。
激安中古車を実際に買ってみました！
車検を新規で付けて、総額で169,000円という激安中古車を購入したことがあります。
- 車種：ワゴンR
- 年式：2004年（１０年落ち）
- 走行距離約：9万ｷﾛ
このような条件です。
実際に購入してみた経験から言うと、激安中古車はお得です。
装備的にはフル装備で、大きな傷もなく、性能は他と比較出来ませんが、実用上十分でした。
ささいなトラブルは購入した店舗で見てもらえましたし、東京-大阪間の長距離の走行にも耐えられました。
しかし、購入後半年経った頃に何かの？ベルトが切れて近くの整備工場へレッカー移動。
数週間後にエンジンがかからずまた入庫、と激安中古車の洗礼を受けました。
新車を乗ってた時には車検の時ぐらいしか用のない整備工場に2週続けていくはめになってしまいました。。。
激安中古車に乗る時の心構え
教訓としては、異常を感じたら即、整備工場へ持って行くことです。
何も異常がなくても購入後一度点検に出すことが必要です。
車検は通していても、部品交換などはやらないのが激安中古車です。
近所にどんな整備工場があるのかも把握しておきましょう。
それと自動車保険のロードサービスの内容を把握しておきましょう。
私はこれのおかげで随分助かりましたが、バッテリー上がりなどは二度目から有料だといわれました。これは保険会社によって異なります。
車は必要な整備さえしていれば、10年目の車でも、10万ｷﾛ走った車でも十分使用できるのです。
ただし、それなりの準備と覚悟は必要です。
私も諸事情で、しかたなく買ったのですからあえてお勧めはしません。
車に詳しくない方や心配しながら運転するのがやだと思われるなら、激安中古車は避けて、比較的新しくて走行距離も短く、しっかりした保証のついた車を購入の方が良いです。
中古車はもっと安く買えるはず！
1万円でも中古車を安く買いたいのであれば
近くの中古車屋さんに言われるがまま買うなんてもったいない！
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