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車検整備付きの中古車ってお買い得?それとも損?
中古車には、いろいろな買い方がありますが、車検工場が併設されている中古車ディーラーの場合は、中古車を購入時に次回の整備費用がサービスになる場合があります。
また、中古車販売店の中には、車検が切れてしまった車を買い手が購入する際に、車検を通すための費用と中古車の整備費用を中古車の販売価格に上乗せしている「整備費用つき」の2つのパターンがあります。
ちょっとわかりづらい2つの車検整備”つき”
【車検整備つき ~サービスとして車検がついている場合~】 |
【車検整備つき ~中古車の販売価格の中に車検がついている場合~】 |
中古車販売店の中古車販売キャンペーンの一環として行われているサービスのこと。コマーシャルなどで言う「車検費用つき」は、車検費用サービスが無料でついていることが多い。
中古車販売店によりますが、長いところだと4年分の車検費用がサービスでついていることも。 |
中古車として販売されているものの、現時点では車検が切れているため公道を走ることができない車を購入する際に、中古車購入費用と車検費用も含めて、料金を支払わされる場合を「車検整備付き」ということがあります。
ただし、不親切な中古車販売店の場合は、車検整備費用を中古車購入時に、改めて上乗せして支払うように指示されることがあります。 |
このように同じ言葉でも、それぞれ違った意味を持つ「車検整備付き」の意味ですが、今回は中古車費用の中に車検費用が含まれている方の「車検整備付き」について解説したいと思います。
車検整備付きの中古車のコストを考える
通常、中古車の車検が切れていた場合は、自分で車検費用を支払わなければなりません。
もちろん「車検整備付き」に関しても、結局中古車販売費用の中に車検費用が含まれているため、どちらにせよ車検を支払わなければならないことには変わりがありません。
「じゃあ、車検整備付きを買っても、買わなくっても同じじゃないの?」
と思われるかも知れませんが、通常は「車検費用付き」の方が、安いことがほとんどです。
「車検費用付き」の方が安いってどういうこと?
中古車販売店の多くは、車両の整備工場を併設しています。
そして、当たり前ですが自社の整備工場で車検を整備したほうが、諸費用がかからないため、車検費用が安くなるのです。
ただし、車検費用は安くなりますが、支払うべき税金は安くなることはないので、残念ながら支払う金額に大差はありません。
車検費用付きの中古車にかかるコスト |
車検が切れている中古車にかかるコスト |
車検が切れていない中古車にかかるコスト |
中古車費用 + 車検費用(自社割引) + 税金 |
中古車費用 + 車検費用(全額) + 税金 |
中古車費用のみ |
上記の表のように、整備付きであろうと、無かろうと支払う金額に大きな差はありません。
それなら、まだまだ車検まで時間がある中古車を買ったほうが良いように思えますが、こちらも最長でも2年後には、ほぼ同じだけの費用コストを支払わなければならないので、トータルコストの差は、ほとんどありません。
強いて言うならば自分で車検を通せる人は損かも?
日本で車を公道で走らせるためには、車検を通すことは絶対に必要です。
だから、自分で車検を通せる人以外は、支払うコストに差はほとんどありません。
だから、支払うコストだけで考えた場合は、車検整備付きの中古車を購入するのは、全くの損ではありません。
中古車販売店の自社工場で整備される分、費用が安くなるので、”やや得”程度に考えておくと良いでしょう。
もちろん、ベストはもう1つの整備費用がサービスでついてくる「車検整備付き」の方。
ということで、車検整備つきの中古車を購入すべきか、どうか悩んでいる方は今回の記事を参考にしてくださいね!
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