中古車を購入する際に分割払いのローンを組もうと考えている人も多いはず。
年数が比較的新しいものや、人気の車種、もともとの価格が高いもでは数百万円になることもあります。
今のところ手持ち資金は十分ではないのだけれど、車が必要な場合にはこういった制度を活用することも1つの選択肢ですよね。
自動車ローンとは
自動車ローンとは分割払いのことで、車両価格や諸費用を一括で支払わずに３～６年くらいで返済していくものです。
大きく分けると、車の販売店が用意してくれるものと、銀行などの金融機関のマイカーローンの２種類があります。
一般的には同じ分割払いなのですが、両者は実は違っています。
販売店で組む（クレジット型）
お店が用意してくれる分割払いをローンと読んでいますが、実はクレジットです。
販売店が提携しているクレジット会社からお金を借りて販売店へ支払いをして、あとはクレジット会社へ毎月やボーナス時期に返済していきます。
一般的には金利は４～１０％ほどが相場と言われています。
クレジット会社やローン期間、頭金の有り無しなどによっても違ってきます。
銀行などの金融機関で組む
もう一つは銀行やJAなどの金融機関で組む「マイカーローン」と呼ばれるものです。
クレジットに比べると金利は安くなり２～５％くらいになります。
最近では、条件次第でさらに安い金利のところもありますので、インターネットなどで調べてみる価値はあります。
ただ、金利が安い分、審査に時間がかかったり、審査が厳しかったりするデメリットがあります。
もし、こちらを利用する場合にはできるだけ早い段階で申し込んでおくことをおすすめします。
マイカーローンの審査にかかる日数
ローンの審査にかかる期間をある程度考慮して購入する必要があります。
クレジットの場合だと車の購入を決めてから申し込むことが多いのですが、申し込んでから約４・５日程度で結果がわかります。
そのあと、２・３日くらいで融資が実行されるので、約１週間程度の期間が必要となります。
一方で、銀行などのマイカーローンでは、審査に１～２週間かかり、審査が通ったあとで車の購入契約とローン契約をします。
ローン契約から融資実行までには２・３日かかりますので最長で３週間弱の期間が必要となってしまいます。
どちらがおすすめなの？
新車の場合のディーラーローンは金利が下がってきているので、銀行などのものと比べてもそれほどメリットが大きくなくなってきています。
しかし、中古車購入の場合にはマイカーローンの方が金利が安いのでおすすめです。
ある程度欲しい車が決まった段階で販売店から見積もりをもらって、金利の安い銀行などを探し審査を先にすすめられるといいでしょう。
ただ、審査が通らない場合にはクレジット会社だと通ることもありますし、車をすぐに購入しないといけない場合には銀行の審査などは待てないかもしれませんよね。
そんなときには販売店が用意してくれるクレジットのローンを利用すると良いでしょう。
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