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中古車を購入するなら必ず確認したい『定期点検整備記録』
中古車の状態を素人が、適切に判断することはカンタンなことではありません。
たとえ、中古車に試乗したとしても、駆動系やその他もろもろの整備状況までは、適切に判断することは困難です。
しかし、あるモノを見れば中古車の状態は適切に判断することが可能です!
それが『定期点検整備記録』です。
あまり聞き馴染みのない言葉ですが、ほとんどの車には定期点検整備記録が備え付けられています。
この定期点検整備記録は人間で言うところのカルテみたいなもので、どんな整備を行い、その車をどう整備したのかエンジンオイルの交換に至るまでしょうさいにかかれています。
これを見れば、車の整備状況がわかるため、少なくとも買おうと思っている中古車が、きちんと整備されているか、どうかがわかります。
さて、そんな定期点検整備記録ですが、一体どこをどう見れば、中古車の状況を判断することが出来るのでしょうか?
まず、定期点検記録簿があるかどうかをチェックしましょう!
ほとんどの車には、定期点検記録簿が備え付けられています。
しかし、マレに備え付けがない車もあるのです。
ない場合は、前のオーナーが処分したか、中古車販売店が処分したかのどちらかです。
前者であれ、後者であれば、何かを隠すために、定期点検記録簿を処分した可能性が高いのです。
さて、その何かとは何なのか……事故を起こした際の修理記録か、或いは他にももっと隠さなければならなに、何かか、とりあえずこのような中古車は怪しさ満点なので、極力購入しないようにしましょう!
定期点検記録簿のチェックすべき項目
とりあえず、自分が買おうと思った中古車に定期点検記録簿があることが判明したら、ひとまず安心してOKです。
しかし、ここからが本番。
一体何が書かれているのかを注意しなければなりません。
ここで書かれている点検項目は、以下の通り。
- 外廻り点検
- 下廻り点検
- 足廻り点検
- エンジンルーム点検
- 室内点検
特に注意すべきポイントは、安全性に大きな影響を与える「足廻り点検」と「エンジンルーム点検」の記録です。
足廻り点検の項目のチェックが必要な理由
- かじ取り車輪
- ショックアブソーバー
- サスペンション
- ブレーキのマスターシリンダ、ホイールシリンダ、ディスクキャリバー
- タイヤ、ホイール
- ディスクブレーキ
- ドラムブレーキ
足廻り点検では、車が正常に動くかどうかを確認する点検が行われます。
上記の点検で、何か異常があることが判明したら、事故を起こしたか、車に不備があったかひと目でわかります。
上記の記録を見た時に交換か修理があった際には、その中古車を購入することを、一旦冷静になって考えた方が良いかも知れません。
エンジンルーム点検の項目のチェックが必要な理由
- パワーステアリング
- 点火装置
- バッテリー、電気配線
- エンジン
- 冷却装置
- 燃料装置
- 公害発散防止装置
車のエンジンは、人間の心臓と同じです。
この部分に異常があれば、車にも異常がある可能性が高いので、足回り同様に慎重なチェックが必要です。
特に「バッテリー、電気配線」と「冷却装置」周りは定期的に交換する必要があるので、きちんと交換されているかどうかは、必ずチェックしてください!
中古車整備記録簿を見て、安全な車に乗ろう!
車の安全を正しく知るために、中古車整備記録簿は必ずチェックするようにしてください!
これを確認することで、状態の悪い車を見抜くことができます。
とりあえず、変な車を買わされないためにも、最低でも定期点検整備記録があるかどうかだけでも、チェックしてくださいね。
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