中古車を探していて、価格や走行距離などを見ているとたまに「現状渡し」と書いている中古車を見かけます。

この現状渡しというのはどういう意味なのでしょうか。

注意したいポイントを含めてお伝えしたいと思います。

現状渡しの中古車とは?

現状渡しというのは、読んで字のごとく「現状のままでお渡しします。」という意味です。


中古車は新車と違い、少なくとも購入したオーナーが運転して走らせています。
(一部、新古車と呼ばれる中古車は例外あり)

新車よりも汚れていたり、消耗品は消耗していたりしているのが当然です。

中古車販売店はその買取った中古車を基本的には点検、整備、掃除をして、キレイにして販売しています。

 

これが一般的な中古車です。

現状渡しの中古車は、前のオーナーから買取りした状態のままで販売している中古車のことです。

現状渡しの中古車のメリット・デメリット

では、現状渡しと呼ばれる中古車は「買い」なのでしょうか。
メリットとデメリットに分けて見ていきましょう。

現状渡し中古車のメリット

点検・整備・清掃されている中古車よりも安く購入できます。

安いというのが一番のメリットですね。

デメリット

  • 安全に走行するために重要な箇所が故障している可能性がある
  • 購入後に修理箇所が多数見つかり、結局修理代がかさばり高くつく可能性がある

やはり、不具合がないかという点が一番気になるところで、そのリスクがデメリットです。

現状渡しの中古車を購入する時の注意ポイント

先の現状渡しの中古車のメリット・デメリットでご紹介したデメリットの内容に注意することが必要です。

現状渡しの中古車の特にチェックする箇所としては、車の基本動作「走る、曲がる、止まる」に影響を与える箇所になります。

1.駆動系

  • エンジンのシリンダーとシリンダーヘッドのつなぎ目からオイルが滲んでいないか?
  • エンジンから異音がしていないか?
  • トランスミッションから異音がしていないか?

2.ステアリング係

  • ハンドルからガタガタと振動が来ないか?
  • ハンドルが取られないか?
  • 手放しで直線を走って車体が左右へ勝手に行かないか?
  • 直線を走っているのにハンドルが傾いていないか?

3.ブレーキ・タイヤ系

  • ブレーキパッドの残量は十分にあるか?
  • ディスクローターの表面に大きな傷はないか?曲がっていないか?
  • ブレーキペダルを踏んだ時、フニャとしていないか?
  • タイヤの溝は十分にあるか?サイドに割れが入っていないか?

最低限でもこれらの内容はチェックする必要があります。

もし車に詳しくないのであれば、詳しい人を必ず連れて行ってチェックしてもらいましょう。

詳しくチェックするために、必ず試乗させてもらうようにしましょう。

現状渡しの中古車は車検が切れていることもある

車検時期が残った状態で買取られている現状渡しの中古車なら、名義変更するだけで、残りの車検期間は乗ることができます。

しかし、中には車検切れの現状渡しの中古車もあります。

その場合は自分で車検に出して車検をパスさせるか、その中古車販売店に依頼して車検をパスさせてもらう必要があります。

もし、車検でひっかかるような箇所があれば、その修理代も必要となり、かなりの出費となりますので、車検がどうなっているかも十分にチェックしましょう。

 

中古車価格が安いだけで飛びついてしまうと、後々高くつく可能性があるので現状渡しの中古車には十分気をつけましょう。

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