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中古車についたタバコの臭い、どうやって消す？
喫煙者にとってタバコを安心して吸える場所は、どんどんと限られています。
今や、タバコを吸える場所は自宅の換気扇の前ぐらい……なんて人も多いのではないのでしょうか？
やはり一番気になるのは「臭い」。
車の中でタバコを吸うと、特有の臭いがついてしまうため、家族が車に乗った時に文句を言われるだけでなく、乗っている車を中古車として売る時にも、マイナス査定となってしまいます。
また、吸っていない人も、前のオーナーがタバコを吸っていると、どうしても車に臭いが染み付いてしまってることがあり、いや～な気持ちしますよね？
今回は、そんな中古車についてしまったタバコの臭いの消し方をご紹介したいと思います。
［中古車のたばこの臭いの消し方］①消臭剤を使う
まず出来ることは、ファブリーズなどの消臭剤を車の布部分全体にかけることです。
消臭剤の中には、空中に向けて散布するものもありますが、これでは車の中の布の中に染み付いてしまった臭いまでは、脱臭することができません。
気になる部分ではなく、車全体の布部分に、シュッシュとまんべんなく消臭剤をふりかけて臭いが消えるかどうか、試してみてください。
これでも消えない場合は、車全体の布を洗濯用洗剤を薄めて、拭き洗い！
ただし、これでも頑固な臭いは、なかなか取れません。
「タバコの臭いが取れないな……」とお悩みなら、次のステップへ進みましょう。
［中古車のたばこの臭いの消し方］②フロアマットを洗う
意外に見落としがちなのが、車の中のフロアマット。
キレイに掃除していると言っても、ゴミやホコリを落としているだけで、中に染み付いた汚れや臭いまで、落としきれていないことがほとんどです。
洗濯用の液体洗剤を使って、フロアマットを徹底的にゴシゴシと洗い、日陰で乾かせば、フロアマットから漂っていた、タバコの臭いがなくなっているハズ。
でも、頑固な場合はここまでしても消えません！
［中古車のたばこの臭いの消し方］③エアコンフィルターの交換
消臭剤で車内の布についたタバコのヤニと臭いを落とし、フロアマットの中にまで染み込んだ臭いも洗ったから大丈夫――と思ったら、なぜか車の中から臭いがする。
もしかすると、そのタバコの臭いの原因は、エアコンフィルターの中にあるかも知れません。
エアコンフィルターは、通常のエアコンと同じく薄い布で出来たフィルターがついており、ここにタバコの成分が付着するとエアコンから風が出る度に、タバコの臭いが車内にもどってきてしまうことがあります。
ここまでやって取れないなら、エアコンフィルターの交換を行いましょう！
ただし、自分でエアコンフィルターを交換するのには一定の知識と工具が必要になるので、ここは素直にプロに頼んだ方が安全ですよ。
［中古車のたばこの臭いの消し方］④窓についた汚れと臭いも拭き取る
エアコンフィルターまで交換すれば、ある程度臭いは大丈夫ですが、それでも微かに臭いがしてしまうことがあります。
ここまでしてもタバコの臭いが取れない原因は、窓についた汚れと臭いを拭き取りましょう。窓拭き用の洗剤を使い、窓を拭くと、タバコのヤニがべっとり……なんてことも！
最後は車内をしっかり乾かして、フィニッシュ！
①消臭剤を使う、車内の布を拭く
↓
②フロアマットを洗う
↓
③エアコンフィルターの交換
↓
④窓についた汚れと臭いも拭き取る
ここまで終われば、最後に追い消臭剤を車内全体に吹きかけて、車の中を完全に乾かせば、いや～なタバコの臭いとはおさらばです。
なかなか大変な作業ではありますが、これをするとしないとでは、その後の車内の臭いが全く異なります。
「中古車を購入したは良いけれど、臭いが……」と、車内のタバコの臭いにうんざりしている方は、ぜひご紹介した方法を試してみてくださいね！
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