中古車を購入する際にローンを組むというケースも多いかと思います。
もちろん、現金で購入したほうが金利分でかなりお得にはなるのですが、資金がないけれどすぐに車が必要なケースもありますので、分割払いという選択もありです。
中古車ローンの頭金の考え方
ローンを組む際には頭金を入れるかどうかを、販売店から必ず聞かれると思います。
入れるメリットというのは
- 元金が少なくなる
- 信用度が上がる
といったものです。
頭金を入れると元金が少なくなる
例えば、総支払額が200万円の中古車を購入するとき、頭金として50万円入れると当然のことながら元金が150万円になります。
仮に金利３％と計算すると150万円を36回分割にすると月々46,000円ほどになります。
これが200万円だと月々の支払が61,000円ほどになります。
元金が多くなると、それに伴って金利の総額も高くなってしまうので注意が必要です。
信用度が上がる
銀行などのマイカーローンを組む際には特に影響があるのですが、自己資金としての頭金があるというのは、信用に関係してきます。
頭金を準備できる人は、ある程度資金に余裕があるとみなされます。
反対に自己資金が全く準備できないとなると、生活に余裕がなくて返済が滞る可能性があると判断される場合があります。
50万円が難しければ30万円だけでも良いので入れておくと良いでしょう。
違った言い方をすると『頭金＝誠意』という見方もできるかもしれませんね。
ローンを組む際の月額コストとしての考え方
仮に200万円の中古車を購入するとして、月々6万円支払っていくとします。
その車が人気車種で3年経っても100万円で売却できることが予想できるなると、毎月のコストは3万円ほどだという考え方もできます。
もちろん、３年後に中古車相場がどうなっているのかわかりませんし、自分の車が事故などで損傷を受けてその価格で売却できないかもしれません。
そういった不測の事態になることはリスクではあるのですが、３年後の相場が購入時の５０％以上と予想できる場合にはこのように考えると、車を大切に乗ることに繋がりますし、事故や故障も少なくなります。
上記の例で頭金を100万円入れたとすると、元金が100万円になりますので、3年後に100万円で売れると仮定すると、毎月のコストはもっと少なくなります。
他にも3年ローンのところ、2年半たった時点でローンを完済して車検が残った状態で売却することができるかもしれません。
できれば、ローンを支払う他にも毎月貯蓄をしていくことで、いろいろなお得な売却方法も選べるようになります。
これはあくまでも中古車ローンと頭金などの考え方の1つなので参考となれば幸いです。
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