車の「買い替え」と「乗りつぶし」論争に決着か!?
車の買い替えのタイミングについてお話しします。
車の乗り換えのタイミングの1つに「10年10万キロ」、という目安がありますが、その根拠を知っている方は多くないです。
車の「買い替え」と「乗りつぶし」とどちらがお得なのか、買い替え派の意見と乗りつぶし派の意見と比較して見ていきましょう。
【参考記事】
買い替え派の意見
- 長年乗っていると飽きてしまう
- 年式が古くなってくると故障が増えてくる
- 家族の人数やライフスタイルに変化があった
- 高く売れるうちに売りたい
- 燃費が悪いから燃費のよい車に乗り換えたい
などが乗り替え派のの理由です。
長年乗っていると飽きてしまうし、高いうちに売ってしまいたいというのが大きい要素です。
乗りつぶし派の意見
- 長く乗ると愛着がわいてくる
- 自分でメンテナンスのタイミングがわかっているから安心
- 今の車で特に不便していない
- どうせ高く売れないから壊れるまで乗る
- 最近の車は燃費がいいと聞くが、どうせたいして変わらない
さて、どちらの意見も聞いてみたところで、ひと昔前の車の乗り換え基準を思い出してみましょう。
「10年10万キロ」これは車にタイミングベルトが搭載されていた頃の話です。
タイミングベルトはエンジンルームを覗いた時に見えるゴムのベルトではなく、それよりもっとエンジン側のカバーの中についているベルトのことです。
クランクシャフトとカムシャフトという、エンジンの動力を伝える大事な部品をつなぐベルトのことをタイミングベルトといいます。
このタイミングベルトが10万キロで交換の目安と言われています。
【参考記事】
交換時にはそれなりの工賃が必要になり、周辺のウォーターポンプ、クランクシール、ファンベルト、パワステベルト、エアコンベルトなどの部品も同時に交換することがメーカー推奨されています。
その出費を払って直すぐらいなら乗り換えるという選択肢が出てきたのがこの「10年10万キロ」という基準なのです。
当時は景気もよく、初回車検がきたら乗り換えるなんていう価値観もあったほどです。
現在の車はタイミングベルトではなく、タイミングチェーンにかわり、原則無交換となっているので、10年10万キロ基準にはあてはまりません。
それだけでなく、その頃の車はタイヤの適正空気圧が今よりも大分低かったのはご存知ですか。
理由はタイヤの性能が現在より低く、今より道路が整備されていなかったからです。
空気圧を多く入れるとタイヤが膨張し、クギなどの上を走行した際にパンクしやすくなります。
このように、昔と今ではあらゆる部品や車をとりまく環境がまったく違うため、今の車は10年落ちだから…10万キロ超えてるから…といって乗り換える基準にする必要はありません。
車を乗り換える本当のタイミング
ではいつ乗り換えるのがよいのでしょうか。
それは、乗り換えたいと思った時が1番よいタイミングです。
乗っていて不便を感じたり、維持費が高いなと思ったりする時も該当します。
本当にその車が好きで気に入っていれば維持費が高くても気にならないはずなのです。
人付き合いでも同様ですが、嫌なところを知っていてもずっと友達の人いますよね。
嫌なところのほうが大きくなってしまった人は友達としての付き合いは少なくなっているはずです。
自分が今その車のことを好きと嫌い、どう思っているかをまず考えてみましょう。
まとめ
車を買い換えるか、乗りつぶすかの基準は「今の車を気に入っているかどうか」これで決まります。
気に入っているならば維持費が高くても故障が多くても乗りつぶしましょう。
しかし、特に気に入っているわけでもないのならば高く売れるうちに乗り換えてしまいましょう。
年式が古い車だと下取時に安く下取られてしまうため、インターネットの比較買取サイトで見積もりをとることをおすすめします。
高く売れることがわかれば、次にどんな車に乗りたいか現実的に考えられるようになりますね。
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