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中古車購入時に”お祓い”っているの？
日本人は文化的に「万物に魂が宿る」というイメージが強く、長年使い続けたものや、お世話になったモノに対して、畏敬の念を込めてお祓いしたり、供養したりすることがあります。
中古車なんかは、特にその典型的なもので、未だに多くの人が平成の世になっても、中古車を購入した際にお祓いを受けるそうです。
「えっ、私は車を買ってもお祓いなんて受けなかったけど……」という方もいらっしゃることでしょう！
今回は、知っておいて損はない中古車購入時の”お祓い”の話です。
お祓いって受けるべき？ 車購入時のお祓いの必要性について
それでは、まずお祓いの必要性について考えてみましょう。
まず知っておいて欲しいのは、中古車とは言え、車を購入し際にお祓いをするのは日本ぐらいのものです。
海外では、ほとんどの場合中古車を買ってもお祓いすることはないそうです。
当たり前ですよね、”穢れを払う”というのは日本独自の文化です。
それに科学的に考えて、お祓いをすれば事故に遭わなくなる……なんてことはないですし、お祓いした車でも交通事故に遭ってしまうことがあることを考えると、車購入時のお祓いは絶対に必要だというワケではありません。
「病は気から」
「鰯の頭も信心から」
という言葉があるように、アナタが中古車を購入してお祓いしないと心配だ……という事でないのなら、わざわざお祓いを受ける必要はないですよ！
それでは「お祓いしないと安心できない」という人は、中古車をどのようにお祓いして貰わなければならないのでしょうか？
中古車購入時のお祓いの流れ
- 予め神社にお祓いの予約をしておく
- 縁起が良い日に納車後、そのまま神社へ
- 初穂料を支払い神主さんがお祓い
中古車を購入し、お祓いを受けるという場合は、縁起が良い日に納品し、そのまま神社に行って、お祓いをお願いすることをオススメします。
なお、いきなり神社に行っても、お祓いが受けられない場合があるので、事前に予約をオススメします。
そして、予約していた神社で神主さんに初穂料（お祓い料金）を支払い、神主さんがお祓いをしてくれたら車のお祓いは完了です。
お祓いの際にこちらが準備することは初穂料以外は、基本的にはありません。
また初穂料も相場があってないようなもので、実際にいくらぐらいの費用がかかるのかは、お祓いをお願いする神社に問い合わせない限りわかりません。
なお、車のお祓いとは言え、正式な宗教行事であることは変わりないので、スーツや礼服を着ることをオススメします。だらしない格好だとマナー違反とみなされて、望むような結果が出ないかも知れませんよ……？
ちなみに、お祓いの流れは各神社によって異なります。
「あれ、次なにするんだっけ……」と混乱しないように、事前に予約する神社にその日の流れを聞いておく事をオススメします！
お祓いも中古車販売ディーラーで受けられることも！？
あまり知られていませんが、中古車販売店でもお祓いを受けられることがあります。
実際に神社の神主さんが行うしっかりとしたお祓いではなく、略式的なお祓いで、タイヤに清酒をかけたり、盛り塩をかけたり……と、そのディーラーさん独自のお祓いを受けることが可能だそうですが、ご予算が許すのであれば、やはり神社でお祓いをお願いした方が良いでしょう。
ただし、覚えておいて欲しいのは「お祓いしたから事故に合わない」ということはないということです。
インターネット上では「お祓いしたのに、事故が起きた！」という声も挙げられているので、お祓いの有無に関係なく“安全運転”を心がけるようにしてください！
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