「あれ、エアコン効いてない……?」車のエアコントラブル大丈夫ですか?


毎年、毎年暑かったり、寒かったりしますが、車はエアコンが効いているから、人によっては“数少ないオアシス”なのではないのでしょうか?

 

さて、そんなオアシスが急に何かしらの原因でなくなってしまったら、どうしますか?

 

長年、車に乗っていると突然カーエアコンが動かなくなって、冷えなかったり、暖房がきかなかったり、と地味に面倒なトラブルが引き起こされてしまうことがあります。

 

「エアコンが壊れたぐらいで、わざわざ修理するほどじゃないよなぁ……」とお考えの方は、とりあえず今回の記事を読んで見ませんか?

カーエアコンのトラブルの原因って何? 考えられる5つの原因

  1. 冷却水の減少
  2. サーモスタットの故障
  3. コンプレッサーの不具合
  4. エアコンガスの不足・漏れ
  5. カーエアコンの不良・異常・破損

車のエアコンが壊れたからと言って、車が壊れるわけじゃない……と勘違いしていませんか?

車のエアコンの故障は、実は車の安全性が低下している全長かも知れません。
だから、快適で安全な、ドライビングライフを送りたいのなら、エアコンの不具合は修理すべき!

 

それでは、どんなカーエアコントラブルだと車の安全性を低下させてしまうのか。
また、この章ではそれぞれのカーエアコントラブルの原因と対策をご紹介したいと思います!

 

古い車を運転している人の中には「エアコンはこわれっぱなしだ」という方がいらっしゃるかも知れませんが、年のためエアコンが壊れた原因ぐらいは調べて置いた方が良いかも知れませんよ?

[原因①]冷却水の減少:危険度★★★★☆

車のエアコンを使っていて、「あれ? 全然温まらないじゃん!」と暖房がきかなかった際には、冷却水の減少が原因かも知れません。

 

実は車の暖房機能はエンジンの熱を冷やす冷却水を利用しており、「温風が出ない = 冷却水がない」ということが多いのです。

 

通常であればエンジンを冷やす冷却水は減りませんが、何らかの原因で冷却水が漏れてしまうと、エンジンが冷やされず、さらにカーエアコンの暖房機能を低下させてしまいます。

 

もちろん、冷却水が減少し、エンジンの熱が取れないということは、オーバーヒートの原因にもなります。

[対処法]

冷却水が減少した原因を調べる必要があります。
通常、冷却水は漏れないようになっていますが、その冷却水が漏れるということは、冷却水の通り道である「循環パイプ」に穴が開いているのかも知れません。

 

また冷却水自体が劣化した場合も、同様に温風が出にくくなってしまうので、循環パイプを修理するか、冷却水を新しいモノに変えるかして、きちんと冷却水がエンジンを冷やすようにしてください!

[原因②]サーモスタットの故障:危険度★★★☆☆

暖房機能を司るエアコンのパーツの中には、車のエンジンを冷やす役割があるものが多く、この「サーモスタット」は冷却水の温度を司る重要なパーツの1つ。

 

このサーモスタットが故障してしまうと、冷却水のコントロールが上手く行かないため、暖房が寒かったり、逆に暖房の温度が異常に熱くなったりすることがあります。

 

暖房がきかなくなるほとんどの原因は「サーモスタットの故障」だとされています。
ちなみに、サーモスタットが故障し、冷却水のコントロールが上手く出来なくなると、エンジンの熱が取れず、最悪の場合エンジンのオーバーヒートを引き起こしてしまうことがあるので、ご注意を。

[対処法]

サーモスタットの故障は、サーモスタットの交換が1番手っ取り早い方法です。
サーモスタットの交換は1万円しないことも多いので、暖房に異常を感じたら、サーモスタットを交換するようにしましょう。

なお、このサーモスタットは走行距離10万キロ前後で寿命を迎えると言われています。

[原因③]コンプレッサーの不具合:危険度★☆☆☆☆

夏場の暑い中、エアコンから冷たい風が出なくなった――そんな時には、まず「コンプレッサーの不具合」を疑ってください。

コンプレッサーはエンジンに取り付けられた補機で、このコンプレッサーが作動しなくなると、エアコン内のガスが循環しなくなってしまうため、エアコンの効きが悪くなってしまいます!

ちなみにコンプレッサーをチェックして、ガスが十分ならコンプレッサー自体の交換が必要になってしまいます。

[対処法]

コンプレッサーの不具合は、自分でコンプレッサーを修理するか交換するか、或いは業者に頼む以外に方法はありません。

 

ただ冷風が出ないだけで、車の安全性に深刻な影響を与えるワケではないので、お金がないならそのまま放置するというのも手ではあります(コンプレッサーの交換には5万円以上必要)。

[原因④]エアコンガスの不足・漏れ:危険度★☆☆☆☆

コンプレッサーに異常がない場合の、エアコントラブルの原因は、主にエアコンガスの不足・漏れが原因です。
エアコンガスが不足すると、空気を冷やすことが出来ないため、冷たい風が出てこなくなってしまいます!

 

ただし、エアコンガスが漏れたとしても、可燃性ガスではないため重大な事故を引き起こすことはありませんので、ひとまずご安心ください。

[対処法]

エアコンガスが不足している場合は

  • エアコンガスを補充する
  • ガス漏れのつまりや漏れの修理

この2つのことを行う必要があります。

まず、エアコンガスが単純に不足しているのなら、エアコンガスを補充すれば、それでOKです。
ちょっとしたエアコンガス漏れであっても、エアコンガスを補充することで、数年は持つでしょう。

 

しかし、エアコンガスがどこからか漏れている場合は、その”漏れ”を取り除かなければ、延々とガス漏れし続けるため、根本的な解決には至りません。

 

ただ、このエアコンガスの漏れを修理をするのはかなりのお金がかかります。
エアコンガスの補充だけならば、数千円で済みますが、エアコンガス漏れを完全に修理するとなると2万円以上もお金がかかってしまいます。

 

走行距離が10万キロ以上超えた車に乗っている場合は、エアコンガス漏れ以外にも問題があるかもしれないので、クーラーが効かなくなったことをきっかけに買い替えを考えた方が良いかも知れません……。

○ひとくちメモ


エアコンガスには、地球のオゾン層を破壊する「フロンガス」が含まれています。
地球環境のことを考えるなら、フロンガスを撒き散らすエアコンのガス漏れはそうそうに治すべきですが、お金がかかってしまうのもまた事実……。

 

地球環境のことを考えるのも大事ですが、最終的にはおサイフとの相談になりそうです。

[原因⑤]カーエアコンの不良・異常・破損:危険度★★★☆☆

上記のエアコン周辺に問題はなく、ガスも十分に足りているにも関わらず、何故かエアコンの効きが悪い。
冷却水も新しいモノに変えたばかり、コンプレッサーも特に異常がないし、エアコンガスも漏れている様子はない……。

 

そんな原因不明の、カーエアコンの不調は、カーエアコン自体に何か問題があるからかも知れません。
カーエアコンも精密機械の1種、車をぶつけたりした際には、壊れてしまうこともあります。

 

また内部パーツが経年劣化によって、故障している場合は、カーエアコン自体を交換するか、修理するかしなければなりません。

[対処法]

特に原因が自分ではわからず、カーエアコンがどうやら壊れたみたいだ……という場合は、カーエアコンを交換するしかありません。

 

カーエアコン自体の交換は結構お高く、10万円以上することもあるので、カーエアコンを修理するか、いっそ車を買い換えるかは、車との付き合いやおサイフ事情と相談してから決めることをオススメします。

車のエアコントラブルは買い換えのチャンスかも……?

定期的にメンテンスを行っていても、車の走行距離が10万キロを超えること、車のいろいろな部分にガタが出てきてしまいます。
それこそこまめにパーツの交換やガスの補充を行っていたとしても、ガタが来るときは来てしまうもの。

 

カーエアコンの”ガタ”は、車の買い換えを考えるチャンスです!
そのままの状態を放っておくと、当然ながらエアコントラブル以外の、トラブルを引き起こす可能性が高く、最悪の場合、死亡事故を起こす可能性もあるので、真面目に買い替えを検討するようにしてください。

 

なお、エアコントラブルぐらいでは車の買取価格は、そう簡単には下がらないので、車の買い替えをお考えの方は、まず中古車査定サイトで買取金額を調べてみてはいかがでしょうか?

 

お試しはこちらから↓

 

 

中古車はもっと安く買えるはず!

1万円でも中古車を安く買いたいのであれば

近くの中古車屋さんに言われるがまま買うなんてもったいない!

「なびくる」の中古車案内サービスを利用することで、

約1分で全国450店舗のオススメ車両を比較することができます。

あのお店より、もっと安くて良い車が見つかります!

購入するかどうかは自由なので、気軽に利用してみてくださいね。

中古車探しスタート

 

 

 

 

車買取画像

この無料一括査定を利用することで、愛車を下取りに出すよりも

平均で約17万円も高く買い取ってもらえた実績があります。

1分程度の入力をするだけで最大10社の買取価格を知ることができます。

次の車の購入予算を増やすためにも活用してみましょう。

 

⇒あなたにとって1番高い買取り価格を調べてみる

 

nabikuru