[車のトラブルシューティング]トラブルの予兆を感じて安全運転を!

 

日常的に運転する車は、色んな人の命を乗せて動いています。
それは、アナタだったり、アナタの大切な人だったり……。

 

事故を起こせば、誰かの大切な人を巻き込んでしまうこともあり、大事になる前に原因を突き止めて車の修理を依頼するというのが、ベストな方法です!

今回は目に見えてわかる各種トラブルの原因を追求する<車のトラブルシューティング>をご紹介したいと思います。

エンジンがかかりにくくなったら?

車をいざ動かそうと思った時に、「エンジンがかかりにくくなった」と感じることはありませんか?

 

エンジンがかかりにくくなる原因は、さまざまで以下のような原因が考えられます。

  • バッテリーの異常

     

  • スターターモーターの異常
  • インジェクター など

エンジンがかかりにくくなる原因の中で、1番多いのが「バッテリーの異常」です。

 

バッテリーが上がっていたり、充電量が不足していたりす

 

る場合は、エンジンがかかりにくくなるので、しばらく「暖気」してみる……という方法もあります。

 

ただ度々エンジンがかかりにくくなる場合は、バッテリーに充電が出来ないようになっているか、エンジンが点火しにくくなっている、或いはガソリンが噴射されにくくなっている可能性があります。

 

どちらにせよ、そのままの状態で放置していると、予期せぬエンストを引き起こしてしまう可能性があるので、点検整備をしてもらうようにしてください。

車から異臭がする場合は?

車を運転していると、異臭がしてくることがあります。
異臭の内容によっても、原因がことなるので、まずは「どんなニオイなのか」に注目してください。

 

  1. 焼けるような臭い……エンジンに問題アリ
  2. 焦げるような臭い……ブレーキの過熱やクラッチディスクの磨耗
  3. 排気ガスの臭い……マフラーの穴開きや亀裂
  4. ワインのような甘い臭い……冷却水が漏れている
  5. 酢のような鼻をつく刺激臭……バッテリーの過充電
  6. 金属的な臭い、ゴム系が焦げる臭い……エンジンの動力を伝えるベルト部分に異常
  7. ビニールの焦げる臭い……配線の発火、過電流
  8. 肉を焼いたような香ばしい臭い……ボンネットの中で動物が死んでいる

 

鼻で感じる臭いで、それぞれの原因が異なりますが、少なくとも異臭がし続けるままの状態で運転するのは止めましょう。

 

一旦車をストップさせ、異臭が消えれば、なるべく早めに車を点検・整備してもらう。

 

また

・焼ける、焦げるような異臭
・閉めた室内で排気ガスの臭い

これらの臭いが運転中にした場合は、命に関わる場合もあるので、速やかに運転を停め、ロードサービスを呼ぶようにしてください。

車から煙が出る場合は?[ボンネット編]

それでは、車のボンネット部分から急に煙が出てきた場合は、どういう原因が考えられるのでしょうか?

 

そもそも車のボンネット部分から煙が出ているということは、エンジンが状態にあることが予想されます。

 

そのため、以下のような可能性が考えられます。

 

  1. 冷却水の不足
  2. エンジンオイルの漏れ
  3. ファンベルトの緩み
  4. ブーツシャフトの破れ など

 

少なくとも、そのままの状態で運転すると、再びエンジンがオーバーヒートを引き起こしてしまうかもしれないので、一旦エンジンを冷却させましょう。

 

ただ、もくもくとエンジン部分から煙が出る場合は、エンジンを冷やしても問題が解決しない可能性の方が高いので、速やかにロードサービスを呼んでください。

○ボンネットを急に開けないで! 火傷の危険があります!


映画やドラマなどで、ボンネット部分を開けるシーンがありますが、オーバーヒートしたエンジンは非常に高温であり、ボンネットの中も非常に温度が高くなっています。

実際に、個人でボンネットを開ける場合は、熱くなったボンネットのせいで火傷の可能性があるので、手袋をつけてからボンネットを開けるようにしてください!

車から煙が出る場合は?[マフラー編]

車のボンネットからではなく、マフラー部分から煙が出ることもあります。

 

あまり知られていませんが、マフラーからは排気ガスと一緒に水蒸気も排出されており、寒い冬場は水蒸気の方が外気よりも温かいため、白い煙のように見えることがあります。

 

この場合は車にとって自然なことなので、気にする必要はありません。

 

ただし、「白煙 + オイルが焼けるような臭い」がした場合は、エンジンに何らかのトラブルがある可能性があります。

 

そのまま走行していると、深刻なエンジントラブルを引き起こす可能性があるので、早めに車を修理してください。

カーブでぐらつく

急なカーブでも無いのに、カーブを曲がっただけで、車体が妙にぐらつく場合は、車の走行に関わるどこかのネジやパーツが、きちんと締まっていない可能性があります。

 

「たかがボルト1本ぐらい」と思われるかも知れませんが、タイヤ部分のボルトがきちんとしまっていないと、走行中に外れてしまうことがあります。
走行中にタイヤが外れたら、タイヤがパンクしたの比ではないほど危険です――。

 

いつもよりも、カーブで車がぐらつくようなら、一度車をきちんと整備してもらった方が良いかも知れません!

ゴトゴトと車が揺れる

特にあぜ道を走っているわけでもないのに、車がゴトゴトと揺れる。
ハンドルに手が取られる、という場合は「タイヤの歪み」が原因かも知れません。

 

タイヤ付近が何かの拍子に壊れてしまい、タイヤに異常な負荷がかかるようになると、タイヤが少しずつ歪み、キレイな丸からはかけ離れた形になってしまうことがあります。

 

そのような状態で走っていると、形が変形したタイヤのせいで車がかなり振動して、ハンドルを取られてしまう場合もあります!

 

また、場合によってはまっすぐ走れなくなる場合もあるので、一般道でゴトゴトと車が揺れる場合は、一旦車を降りて、タイヤに注目してみてください。

エンジンの回転数が異常に上がりすぎる

車を運転していると、エンジンの回転数を表すタコメーターの針が動きます。
速度に応じて、この針は徐々に動くのですが、突然、回転数が上がった際にはオイル周りに何らかの異常がある可能性があります。

 

走行距離が長い車に乗っており、新しいオイルに交換したばかり、という際は、その新しいオイルの洗浄力が強すぎるせいで、ATが滑ったり、変速ショックが大きくなる不具合を起こす可能性があります。

 

「たかがエンジンオイルの交換ぐらい」と思われる方が多いですが、エンジンは人間で言うところの血液と同じです。

血液が身体の中をスムーズに流れなくなると、死んでしまうように車もオイルがスムーズに流れなければ、故障するか重大な事故を引き起こしてしまいます。

 

そうならないためにも、オイル交換も信頼できるお店に任せてくださいね。

急に速度が上がらなくなった

車のアクセルを踏んでいるのにも関わらず、急に速度が上がらなくなった。

この場合CVT(無段変速機)と呼ばれる変速機に異常があるのかも知れません。

 

最近のAT車の多くはCVTを採用しています。
このCVT部分のオイルの温度が高かったり、上手く潤滑していない場合も、急に速度が出なくなることがあります。

 

また燃料の噴射装置に異常がある場合がある可能性もあります。

 

どちらにせよ、そのまま車を走らせているのは危険です。
速やかに停車し、ロードサービスを呼んで対処してもらいましょう。

車から異音がする

車は、いろんな部分が噛み合いながら動いています。

 

しかし、車の中で何らかの異常があると、さまざまな異音がする場合があります。
「あれ、なんだか変な音がするぞ?」と車の異音に気づいたら、その音を注意深く聞いてみるようにしてください。

 

音の種類によって、原因を特定することが可能です。

 

  1. カリカリという金属音……オーバーヒートが起きそうになっている
  2. キンキン、カンカンという金属音……オーバーヒートが起きている
  3. ゴロゴロという重たい音……エンジンの金属部分が溶けている
  4. ガラガラという甲高い音……ウォーターポンプのベアリング部分が故障
  5. バスンバスンという音……点火プラグが作動していない
  6. バラバラとこもった音……マフラーの腐食、破損
  7. キュルキュルと滑るような音……ベルト類の緩み、滑りなど
  8. ゴーとこするような音……ブレーキパッド、ブレーキシューの磨耗
  9. ゴッグーンというショック音……緩衝装置の劣化
  10. キーンという甲高い音……モーターや制御関係の不具合

 

健康な車であれば、そもそも異音はしません。
それなのにも関わらず、上記のような音が運転中にしてきた場合は、車になんらかの異常がすでに現れている証拠です。

 

速やかに車の運転を止め、改めて異音の原因を確認し、修理してもらいましょう。

異常を感じたら、すぐに点検・整備を!

車の異常に関するトラブルシューティングをご紹介させて頂きました。

 

買ったばかりの車であれば、このようなトラブルが起きることは、ほとんどありませんが、走行距離が5万キロを超えたころから、これらのトラブルが起きやすくなるので、定期的なメンテナスが必要になります。

 

ただ、これらの異常に心当たりがあり、すでに自分の車でこれらの異常を経験したことがある――という場合は、“買い換えのサイン”だと考えた方が良いかも知れません。

 

少なくともそのままの状態で車に乗っているよりは、さっさと新しい車に買い換えた方が安全ですし、「ちょっとした異常」であればその車も、まだ高く売ることが出来ます。

 

とりあえず、安全のためにも、そろそろ車の買い換えを検討されてみてはいかがでしょうか?

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